2012年1月24日火曜日

20代 女性 下肢のむくみと骨盤まわりの重だるさ




経緯
 4か月程前に会社内で部署移動があり、その時期から
 両下半身のむくみが気になり始めた。帰宅時には両下肢が
 むくんでいるのが目で見てわかるほどである。
 下肢のむくみが気になり始めた2か月後から骨盤まわりに
 違和感(重だるさ)を感じる。最近は疲れやすく、寝ても
 疲労がとれない。骨盤矯正のHPを見て来院された。

初回時のカラダの状態

・下肢長検査では下肢の緊張は見られず。
・カラダの「アソビ(柔軟性)」は減少。
   →ストレッチボード20度の角度設定で
     前傾姿勢となる(立位維持は可能)
・腹部の柔軟性が低下(わずかな押圧で悲鳴を上げるほど)

施術&術後の変化

 初回:アクティベータで丁寧に神経機能障害を起こしている
    骨盤、股関節、背骨の関節を中心に矯正する。
    (アクティベータ・メソッドのみで終了)
           
    術後:
    太ももの振り上げがしやすくなったとコメント。
    本人が意識している「むくみ」に関しては改善している
    感じはしないとコメント。

 
    アドバイス:
    会話を進めていくと、部署移動後、トイレに行く回数を
    次回は1週間後。


 2回目:前回の施術後、日常生活において症状が変化したと
     いう実感はなかったが、水を飲みはじめて2日目から
     下肢のむくみが減少していることを自覚。
     4日目から骨盤まわりの重だるさも徐々に改善。
     施術当日に至っては主訴は9割程消失とコメント。
     腹部の緊張感も大幅に減少。
    (押圧に対しても痛みを感じない程度にまで改善)
     
     施術は前回同様にアクティベータ・メソッド。
     (骨盤周辺の関節を念入りに検査&矯正を行った)
     プラスわずかに緊張が残っている腹部を緩和操作。
     
     術後:
     ストレッチボードでの前傾姿勢も改善され、
     ストレス無く立位状態を維持できるとコメント。          
     

     クライアントさん自らの評価で満足のいくカラダの
     状態になれたということで施術は今回で終了。



考察 
  ・ この方の場合、極端は水分不足が原因で下肢がむくみ始めたと
    思われる。多くの女性が「水分を摂取しすぎる→むくみの発生」と
    誤解されている場合は多いと思われる。
    アクティベータ・メソッドでの施術に加えて、ご自身の生活習慣を
    見直して頂くことで主訴を解消できた症例であった。  
  

にほんブログ村 健康ブログ カイロプラクティックへ